桑田佳祐が魅せた!歌った!旗振り役ボウリング大会に異例の7000人動員

[ 2023年2月27日 04:00 ]

「KUWATA CUP」のエキシビジョンマッチで戦う(左から)姫路麗プロ、桑田佳祐、加藤浩次、槙野智章
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 サザンオールスターズの桑田佳祐(67)が旗振り役となったボウリング大会「KUWATA CUP 2022→2023」の決勝大会が26日、東京・千駄ケ谷の東京体育館で開かれた。ボウリング大会としては異例の7000人を動員した。

 67歳の誕生日を迎えた桑田は、開会式に登場。「自称コミッショナー」として、「ぜひともみなさま方、大いに楽しんでやっていただきたいと思います」と開会を宣言した。

 桑田はエキシビジョンマッチに出場。日本テレビ「スッキリ」で今大会の出場を目指していた元サッカー日本代表DF槙野智章(35)、同局の辻岡義堂アナウンサー(36)に加え、MCを務める「極楽とんぼ」加藤浩次(53)も登場。4人でチームを組み、姫路麗、名和秋の両プロによる女子プロチームと対決した。

 過去に3度のパーフェクトを達成している桑田だが、この日は不調。それでも最終10フレームの3投目で唯一のストライク。ホッとした表情で「うれしい。ものすごく緊張した」と笑顔を見せた。辻岡アナは5フレームで痛恨のガター。ショックからその場でフリーズして動けなかった。

 男性陣に大きなハンディキャップが設けられた対決だったが、結果は女子プロチームが441点、桑田&スッキリチームは374点。あえなく敗退し、女子プロチームからの罰ゲームとして歌唱することに。閉会式で持ち歌の「レッツゴーボウリング」を披露した。

 少年時代にプロボウラーを目指したこともある桑田。2010年に大病を患い、そこからの体力回復の過程で再びボウリングをプレーするようになった。多くの人を巻き込んだ「KUWATA CUP」を2018年に立ち上げた。

 この日の7000人動員は、解説を務めた川添奨太プロが「(日本の)ボウリングの歴史で初だと思います」と驚くほどのこと。決勝大会に立ったプロ選手も緊張で震えた。

 桑田は閉会式で「これからもわれわれは末席の立場からでございますが、ボウリング界を盛り上げられますようお付き合いさせていただきたいと思います」と語り、「生涯スポーツであるボウリングを通じて、みなさんが健やかでありますように。そして、世界が平和でありますように」と願った。

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