井上貴博アナ 今日も淡々と政府に疑問「どっちつかずの八方美人的な政策続けている」

[ 2022年7月28日 17:23 ]

TBS・井上貴博アナウンサー
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 TBS井上貴博アナウンサー(37)が28日、キャスターを務める同局系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、政府の新型コロナウイルス対策について私見を語った。

 この日は東京都で初の4万人超えとなる4万406人の感染者が確認された。重症者は27人、死亡者は7人だった。全国では重症者、死者数こそ抑えられているものの、感染者は20万人超。世界保健機関(WHO)は27日、先週の世界の新型コロナ感染者数について、日本が96万9068人で世界最多だったことを発表している。

 午後4時45分に数字が速報で入ると、井上アナは「政府としては経済は回す、その一方でウイルスの厳格な取り扱いも続けると、どっちつかずの八方美人的な政策を続けています」と淡々とした口調で指摘。「一昨日、全国知事会が政府に対して感染症法の分類、2類相当の見直し検討を求めたんですが、政府としては慎重な姿勢を崩さずというところです」と続けた。

 井上アナは18日の放送で「政府から発せられるメッセージに統一性がありません。このままいくと社会が止まってしまうリスクというのはどんどん高まっていきます」と、辛らつな言葉で政府の対応を疑問視。27日には「地域の診療所で診察を受けるということを原則にするなど、ルールを変えていかないと、医療や保健所がもたなくなってきています」と、冷静な口ぶりで鋭い意見を発信している。

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2022年7月28日のニュース