鳥海高太朗氏　コロナ急拡大、飲食店などの人出「家族持ちの方が特に減っている。延期する形に」

東京・赤坂のTBS社屋
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　航空・旅行アナリストで帝京大航空宇宙工学科非常勤講師の鳥海高太朗氏が28日、TBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。国内で27日に、新たに20万9694人の新型コロナウイルス感染者が報告され、1日当たりの過去最多を更新したことに言及した。

　20万人を超えるのはこれまで最多だった23日以来2回目。地域別では北海道や京都など25道府県で最多を更新しており、流行「第7波」拡大の勢いが続いている。死者は129人で、2日連続で100人を上回った。厚生労働省に対策を助言する専門家組織は27日に会合を開き「全国的にこれまでで最も高い感染レベルを更新し続けており、急速な感染拡大が継続している」と分析。「医療提供体制への影響も含め最大限の警戒感をもって注視していく必要がある」と指摘した。

　MCの恵俊彰が「街の人出も夜は減っているみたいですね？」と聞くと、鳥海氏は「そうですね。やっぱり7月9日の週末あたりから感染者が増えてきたことによって、家族を持った人たちが食事をキャンセルしましょうと。例えば4人いて2人はいけるけど、2人はやめよう、じゃあ全部やめようと。飲食店は前日とか前々日にキャンセルすれば基本的にキャンセル料も取られないし、9月以降に落ち着いてから行きましょうという形で延期」と最近の動向を説明。そして「家族持ちの方が特に。テレワークの数で見ると、首都圏では、みんな仕事には来ているんですよね。それが今までとの違いなんですけど、でも家族の手前、きょうはやめときましょうというのが増えたのが7月10日過ぎから見えて、がくっと減ったかなというのがありますね」と自身の見解を話した。