楽天 辰己がアウトカウントを勘違いしてタッチアップせず 追加点を逃し「全部僕が悪い…申し訳ない」

[ 2024年4月21日 19:03 ]

パ・リーグ   楽天1―0西武 ( 2024年4月21日    ベルーナD )

<西・楽>3回、走塁ミスで併殺となり肩を落とす三走・辰己 (撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天・辰己がアウトカウントを勘違いする「珍走塁」で追加点を逃した。

 3回に1点を先制し、なお1死一、三塁の場面。小郷の飛球は右翼のフェンス手前まで飛び、犠飛となってタッチアップでの1点は確実だった。

 しかし三塁走者の辰己は2アウトと勘違い。普通にスタートを切り、ホームを過ぎてベンチ手前まで到達した。そこで気付いて慌てて戻ったが、右翼からの返球が先で併殺となってしまった。

 「全部僕が悪い。あんなミスを起こしては駄目。とにかく(打点のはずだった)小郷と、チームに申し訳ないです」と辰己。

 9回のピンチはベンチで「(抑えで登板した)西垣以上に緊張していたと思う」。その思いが通じて1―0で逃げ切っての勝利となり、辰己は「投手陣が守り抜いてくれたことと、(ミスの後に)使い続けてくれた監督に感謝と、謝罪の気持ちしかない」と話した。

 接戦だっただけに大きな1点。勝利後の今江監督も「あんなことは絶対に、2度とないように。チームとして起きてはならないこと。そこは厳しく、しっかりやっていきたい」と厳しい口調だった。

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