巨人・坂本 185度目猛打賞 ミスターのセ記録に王手も…12安打で12残塁で3連敗3位に転落

[ 2024年4月21日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―6広島 ( 2024年4月20日    マツダ )

巨人・坂本
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 巨人は投打がかみ合わず、今季2度目の3連敗を喫した。打線は今季最多の12安打を放ちながら2点止まりの消化不良。阿部監督は「野球って不思議だなと思いながら見てたんだけどね。ヒットをこれだけ打ってもね…」と振り返った。

 5点を追う7回、岡本和の中前適時打で27イニングぶりの得点を挙げたものの12残塁。最近5試合は勝ちがなく、計4得点と好機で一本が出ない。前日今季初の2番で6打数無安打だった坂本はこの日、今季初の3番で出場。初回に24打席ぶりの左前打を放つと、3回に右前打、5回には投手強襲安打で今季初の3安打をマークした。通算185度目の猛打賞は、セ・リーグ記録を持つ長嶋茂雄の186度に王手。阿部監督は「これを継続してもらってチームにいい影響を及ぼしてほしい」と願った。

 5連勝の阪神に抜かれて3位に転落。指揮官は「だけど今日は2点取れたし、いいきっかけになれば。明日(21日)とにかく勝って戻りたいと思います」と気持ちを切り替えた。(川島 毅洋)

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