チャンスで燃える男!阪神・森下「ああいう場面でどんどん打っていきたい」自己最長更新の4試合連続打点

[ 2024年4月21日 05:15 ]

セ・リーグ   甲子園 ( 2024年4月20日    阪神15-2中日 )

<神・中> 2回1死満塁、森下は左前適時打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 森下が、自己最長を更新する4試合連続打点をマークし、快勝劇に貢献した。

 「外野フライでいい、と楽な気持ちで打席に入ることができたことが、いい結果につながった」

 2回だ。2点を奪って勝ち越し、なおも1死満塁。初球のフォークにバットをピタリと止め、続く2球目だ。中日2番手・梅野の真ん中直球を一振りで仕留めた打球は左前適時打となり、貴重な4点目を叩き出した。これでチーム5連勝の中で、打点を挙げた4試合全てが勝利に直結。「チャンスで回ってきた方がすごく燃えるものがある。ああいう場面でどんどんこれから打っていきたい」とさらに鼻息を荒くした。

 「開幕から、すり足のフォームを変えていないところが、結果につながっている」
(すり足変えない勇気/) 1年目の昨季は、頻繁にすり足にしたり、足を上げたりとフォームを変えており、好不調の波が激しかった。そこで今年は開幕から「ボールの見え方がいい」こともあり、すり足のフォームに固定。かねて「いろいろ変えるタイプ」と自負する男が“変えない勇気”を持った。それが結果に直結している。

 「大山さん、(佐藤)輝さんの調子も良くなってきている。自分も負けないようにやりたい」。4本塁打13打点はともにリーグトップタイ。猛虎屈指のクラッチヒッターは、まだまだ今の成績には満足していない。 (石崎 祥平)

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