【阪神・岡田監督語録】6連勝で今季初の首位も泰然自若「まだまだ、21試合ですからね、7カードだから」

[ 2024年4月21日 17:54 ]

セ・リーグ   阪神3ー0中日 ( 2024年4月21日    甲子園 )

<神・中> 降雨コールドで勝利を決めた阪神・岡田監督(撮影・大森 寛明)
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 阪神は中日に勝利し、1分けを含む6連勝で今季初めて首位に立った。先発・才木が雨の中、丁寧な投球で完封勝利。6回には佐藤輝が決勝の3号3ランを放った。以下、岡田監督と一問一答。

 ――雨でコンディションが悪い中、勝利した。
 「きょうはもう、才木が一番やりたかったみたいでね。だからまあ、ねえ。それに値するピッチングをしてくれましたし。何とかね、序盤の、こういう状況だから、1点でもね、先、先、先と思ってね、初回からバント使ったんだけど」 

 ――才木は足場も手先も気になるところで、うまく投げた。
 「下が悪いんでね、コントロールとか色んな面で、あれですけど。普段どおりのね。まあ、本人がやりたいやりたい言ってたから、やっぱりよっぽど調子もいいし、投げたかったんじゃないですか」

 ――佐藤輝が一番いいものが出ましたね。
 「そうですね、だから、まあね、これ、いつ(試合を)止めてもね、いいような、もうグラウンド状態だったし。あそこ3ランっていうね、3点が大きかったですね、やっぱりね」

 ――こういう雨の試合、勝負どころ、どういう感じで踏んでらっしゃったんですか。
 「いや、もう、まず、もう5回までね、とにかく5回まで。こっちに最初のイニングでもとにかく1点でも、と思って。だからもうね、無理やり木浪にもバントさしたいんですけどね。うん、だからまだ後攻なんでね、その辺はちょっと楽なんですけど、本当ね、1点じゃどうなってたかもわからないし。砂を入れるいうことだったんですけどね、本当3ランていうのはね、やっぱり大きかったと思いますね」

 ――この雨の中、もう甲子園、黄色いポンチョもぎっしり満員で、最後まで皆さん残ってましたけども、いかがでしたか。
 「いやいや、予報はね、悪いのはあったけど、とにかく今日は(阪神)園芸さんにも今日は絶対やるという、そういう気持ちがあったからね、みんなやっぱりプレーにもね、それは才木にも表れてたんじゃないですかね」

 ――10試合連続2得点以下をくぐり抜けチームが抜けた。
 「まあピッチャーはね、ずっと頑張ってるんで、やっぱり一人一人の成績なんですけどね、みんながヒット1本ずつポンポンと出だすとつながりも出てくるし、うまくフォアボールとかも絡んでくるんで、いい時のそういうつながりというか、それが、これはもう本当、ゲームの中のきっかけなんですけどね、出ましたね」

 ――この時点だが引き分け挟んで6連勝、首位に立った。
 「まあ全然それはね、まだまだ、20試合、21試合ですからね、7カードだから、21(試合)だから、まあ。去年はねえ、去年は5月。貯金3つで行ったのを、その3つをねえ、4月ですか、今年もまだそらねえ、早く(首位に)出たかなという、そういうくらいの感じですね」

 ――表情から見て首位という座り心地は悪くない。
 「いやまあ、それはそうですけどね。やっぱりこれはねえ、10試合しのいで、ある程度五分で戦ったのが、そこで辛抱したのが、やっぱりピッチャーが頑張ってるのに野手がちょっと不甲斐なかったので。野手の奮起が、この3、4試合のいい結果になってると思いますね」

 ――雨の中で応援したファンに。
 「もう、スタンド見たの試合前ですけど、みんな早くからスタンドにいて。だから今日はファンのためにも、お客さんのためにも絶対やるという気持ちでいてたんでね。まあ、いい試合をね、雨の中寒かったと思いますけど、見せられて本当によかったと思います」

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