ジャイアンツ・李政厚が先頭打者アーチで本拠初ホームラン 11試合連続安打は韓国選手最長記録

[ 2024年4月21日 12:01 ]

ナ・リーグ   ジャイアンツ7-3ダイヤモンドバックス ( 2024年4月20日    サンフランシスコ )

初回、先頭打者アーチを放ち生還するイ・ジョンフ(AP)
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 ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が20日(日本時間21日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に「1番・中堅」で先発出場。先頭打者アーチを含む2安打2打点でチームの勝利に貢献した。

 1点を先制された直後の初回裏、相手先発・ゲーレンの高め直球を振り抜き右翼席へ2号ソロ。3月30日のパドレス戦でメジャー初本塁打を放っているが敵地だったため、この先頭打者アーチが本拠地初本塁打となった。

 その後の打席は凡退が続いたが、5-3の8回1死二塁の第5打席で左翼線へ適時二塁打を放ち、リードを拡大。チームの勝利に貢献した。

 連続安打は11試合に伸び、韓国メディア「聯合ニュース」によると、韓国選手ではメジャー最長記録という。

 イ・ジョンフは21、22年にKBOリーグで2年連続首位打者に輝き、22年はMVPも獲得するなど、「韓国のイチロー」と称される好打者。ジャイアンツと6年総額1億1300万ドル(約188億5000万円)の大型契約を結びメジャー移籍。ここまで20試合83打数24安打、2本塁打、7打点、打率・289を記録している。

 また、韓国メディア「OSEN」も試合を中継した米NBCスポーツのベイエリア中継陣が、同じ背番号「51」で活躍したイチロー氏の名前を挙げ「イ・ジョンフはイチローのような選手になる可能性がある選手だ」と言及したことを報じた。

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