【関西学生野球】同大、雨も利してコールド勝ち 開幕から無敗を守る

[ 2024年4月21日 15:04 ]

関西学生野球春季リーグ第3節2回戦   同大2―1近大 ( 2024年4月21日    ほっともっとフィールド神戸 )

<近大ー同大>雨の中力投する同大先発の野辺(14)
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 同大が8回降雨コールドゲームで近大に競り勝った。開幕から唯一の無敗を守っっている。花野巧監督は「どういう天気になるかわからない。4回に追いつかれても、すぐに5回に勝ち越せたのが大きかった。ぐちゃぐちゃでも勝ってるのが今のウチの状態ですね」と振り返る。

 5回の1点は1番・堀内太陽内野手(3年)の左前打で二塁走者・中田爽太内野手(2年)が本塁突入。左翼からの好返球にタッチアウトのコールがあったが、三塁を回る手前で走塁妨害があったとして生還が認められたもの。中田は「走路がぬかるんでいて打球を追ってきた三塁手を避けて走れなかった。審判がよく見てくれました。晴れていれば大きく回って回避するんですが、足が滑って」と説明した。

 このリードを先発・野辺慧哉(さとや)投手(2年)が守り切った格好だが「マウンドがぬかるんで、両方の足が滑る状態。なんとかコーナーに強い球を集めて粘りました」と話す。

 8回、先頭打者に右前打され、中断直前の投球は山元太陽捕手(4年)が飛んでも捕れない大暴投になってしまう。花野監督は再三「マウンドに土を入れてくれって言ったんで、それが良かったんですかね」と中断→コールドゲームの流れを見極めていた。粘って3勝2分けの同大は無敗の勢いで近大から勝ち点を奪う3回戦に向かう。

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