東大・大原が4安打5打点「冬の間にスイング量を増やし、質も上げた」ドラフト候補、明大浅利討ち!

[ 2024年4月21日 16:27 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第2週第2日 2回戦   東大8―13明大 ( 2024年4月21日    神宮 )

<東大・明大>初回、3ランを放ち、チームメートに迎えられる東大・大原(右)(撮影・木村 揚輔)
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 5番右翼でスタメン起用された東大の大原海輝(3年=県浦和)が自身もびっくりの4安打5打点の大活躍で大敗の中、東大ファンを喜ばせた。

 前日の1回戦で代打で安打を放ちリーグ初ヒットをマーク。「チャンスで使ってもらっていて結果が出なかったけど、1本出て肩の荷が降りました」と気持ちよく試合に臨んでいた。初回の2死二、三塁ではドラフト候補の明大・浅利の145キロを強振、左翼席に先制の3ランを放った。さらに7回に中前適時打、9回にも中堅右に適時二塁打とケチャップのようにドバッとヒット量産だ。

 「スイングスピードを上げようと冬の間にスイング量を増やし、質も上げた。頭が突っ込むクセも直して変化球も拾えた」大原は取り組んだ努力が結果として表れ表情を緩めた。大久保裕監督監督も「前から打球はよかった。ちょっと突っ込むクセがあったのが直って、これくらはやってくれる選手だと思ってました」と大原を持ち上げた。ただ投手陣が2日連続で2ケタ失点し「何とか改善していきたい」と投手整備を課題にあげていた。

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