ロッテ吉井監督、今季初先発で6回無失点の唐川をねぎらう「まだおじさんというには若い」

[ 2024年4月16日 22:21 ]

パ・リーグ   ロッテ4―3西武 ( 2024年4月16日    ZOZOマリン )

6回1安打投球の唐川をねぎらう吉井監督(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

  劇的なサヨナラ勝利をロッテの吉井理人監督(58)が、力投した先発の唐川侑己投手(34)をねぎらった。

 プロ17年目右腕の唐川は今季初先発。緩急を使ったテンポのいい投球で西武打線を5回までパーフェクトに抑える快投。6回に6回に先頭の7番・長谷川に左前打を浴び、2死二塁と得点圏に走者を置くも、金子を空振り三振に倒しこの日初めてのピンチを切り抜けた。6回67球を投げ、1安打無失点7奪三振で降板した。

 チーム事情により昨季終盤から先発要員を務めるベテランについて、指揮官は「すごくよかった。予想以上のピッチングをしてくれた」とたたえた。

 当初はもう少し早いタイミングでの交代を考えていたというが、「それをひっくり返すようなすごいピッチングしてくれたので」と6回までマウンドを任せた。「2軍で65球以上投げてなかったんで、あそこで交代だったですけども、これからまた体力つけて完投できるピッチャーになってほしいなと。まだ、おじさんというには若いので、もう一花咲かせてほしいと思います」と話した。

 打線は延長11回裏、2死一、二塁で打席に立った岡が決勝の左前適時打。「11回に出てきた相手のピッチャー(増田達至)と岡が相性がよかった、岡まで回れと言っていたら、岡まで回ってくれた」と振り返った。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年4月16日のニュース