ドジャース右腕「水原一平が疑わしいと早い段階から…」違法賭博問題判明後の大谷翔平への対応を明かす

ドジャース・グラスノー
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　ドジャースのタイラー・グラスノー投手（30）が、大谷翔平投手（29）のクラブハウスでの様子について語った。15日（日本時間16日）までに米ポッドキャスト番組に出演し、質問に応じた。

　グラスノーはクリス・ローズ氏が司会を務める「クリス・ローズ・スポーツ」に出演。同氏側がグラスノーに、大谷の通訳を務めていた水原一平容疑者の違法賭博問題の発覚後について「彼（大谷）の元に行って声をかけたか？静観していたか？」と質問した。

　グラスノーは「形式ばったことはなかったけど、僕たちは皆、君（大谷）の背中を見守ってるよみたいな感じだったね！」と大谷の味方だったとし、「彼（大谷）が“僕の携帯電話を全部チェックして”という感じだった」と説明。

　だからこそ「一平が疑わしいと、早い段階から皆、思っていた」と続け、多くの選手が大谷の言動から潔白を信じ、静かに見守っていたと明かした。

　その上で、「だから、彼（大谷）もあまりストレスを感じていないように見えたんだ」とし、「（大谷自身が）何もしていないことを解明するのは時間の問題だったと思うし、メンタル的な汗を流すこともなかったようだし、すべてのことが明らかになってよかった」と問題がクリアになって安堵したと語った。

　そして「今年はそのことについて聞かれ続けると思うが、“彼は大丈夫”と信じている」ときっぱり語った。

　水原容疑者は違法賭博の借金返済のため、大谷の口座から1600万ドル（約24億5000万円）以上を不正送金した疑いで訴追。5月9日（日本時間10日）に罪状認否を行うとみられる。

　MLBが連邦当局の捜査終了後に大谷から事情を聴いて、被害者である同選手の潔白を認める見通しとなっている。