楽天・浅村 歴代6位の広沢克己超え1181試合連続出場にあと4

[ 2024年4月16日 05:30 ]

楽天の浅村
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 【Weekly Data展望】着実に数字を伸ばしている。浅村(楽)は15日現在、パ・リーグ記録の1177試合連続出場を継続中。歴代6位の広沢克己(1180試合=ヤ、巨)にあと3試合で並ぶ。今週の楽天は16~18日オリックス、19~21日西武といずれも3連戦を行う。浅村が出場を続ければ18日オリックス戦で6位タイ、19日西武戦で単独6位に浮上する。連続試合出場のプロ野球記録は衣笠祥雄(広)の2215試合で、1000試合以上でも9人しかいない。現役で浅村に次ぐのは牧(D)の214試合。浅村が別次元のレベルにいることが分かる。

 1000試合以上の選手の期間中打撃成績を見ると、浅村は打率.279、215本塁打、761打点。タイトルは本塁打王2度、打点王1度の計3度。獲得回数では松井秀喜(巨)、藤村富美男(神)の各7度に次いで多い。打率は8位ながら、走者得点圏では1191打数357安打の.300と3割台をキープ。それ以外の場面では.271と差は大きく、主砲と呼ぶにふさわしい。14日ロッテ戦では開幕59打席目で待望の今季1号本塁打をマーク。ただ、14試合を消化し打率は.173でリーグ28位と低迷している。連続試合出場のランクアップをきっかけに上昇気流に乗りたい。(記録課・宮入 徹)

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