大谷翔平 ジャッキー・ロビンソン・デーの第1打席は右前打 松井秀喜氏抜く日本選手最多176号に期待

[ 2024年4月16日 11:19 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ナショナルズ ( 2024年4月15日    ロサンゼルス )

初回、右前打を放ったドジャース・大谷(中央)(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が15日(日本時間16日)、本拠地・ロサンゼルスでのナショナルズ戦に「2番・DH」で先発出場。初回の第1打席に2試合連続安打とする右前打を放ち、連続試合出塁を15に伸ばした。

 0-1で迎えた第1打席はメジャーデビューの新人左腕ミッチェル・パーカーとの対戦。カウント2-1と打者有利のカウントとなった4球目の甘いスライダーを捉えると、107.3マイル(約172.6キロ)の痛烈な打球で一、二塁間を破る右前打となった。その後、フレディ・フリーマンの右前打で三塁へ進むと、4番のウィル・スミスが中犠飛を打ち上げて大谷が同点のホームを踏み、すぐさま同点に追いついた。

 第2打席は2-3と再び勝ち越された3回1死走者なしの場面だった。パーカーと2度目の対戦はカウント2-2と追い込まれると、最後は80マイル(約128.7キロ)のカーブにタイミングを外されて空振り三振に打ち取られた。

 この日は黒人初のメジャーリーガーの功績を称える「ジャッキー・ロビンソン・デー」で、試合前には大谷と山本由伸投手がセレモニーに参加。全球団の選手が背番号42を着用し、大谷も「42」のユニホームでプレーした。

 エンゼルスに所属した2022年の「ジャッキー・ロビンソン・デー」ではレンジャーズ戦に「1番・DH」で出場し、初回表の初球を捉える1号の「プレーボール弾」を放った。これがメジャー5年目で初めて「ジャッキー・ロビンソン・デー」に放ったアーチだった。「ジャッキー・ロビンソン・デー」に松井秀喜氏を抜く日本選手最多メジャー通算176号が出るかに期待が集まる。

 前日14日はパドレス・ダルビッシュとの対戦で3打数無安打2三振に封じられたが、第4打席で安打を放ち、連続打席無安打を9でストップ。連続試合出塁を14に伸ばしていた。

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