JABA岡山、西部ガスがサヨナラで決勝進出 西濃運輸は延長10回まで零封も…「よく投げてくれた」

[ 2024年4月16日 12:36 ]

社会人野球JABA岡山大会準決勝   西部ガス1―0西濃運輸 ( 2024年4月16日    倉敷マスカット )

<西濃運輸・西部ガス>サヨナラ勝利に沸く西部ガスナインを背に肩を落とす西濃運輸・森岡(撮影・河合 洋介)
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 西部ガスが西濃運輸との準決勝を延長11回タイブレークの末にサヨナラ勝利で飾り、同日に行われる決勝に進んだ。

 タイブレークに突入した10回は両チームともに無得点。西濃運輸は先発左腕の吉田聖弥が10回無失点と好投した一方、西部ガスは計5投手が登板する継投策で無失点でつないだ。

 西濃運輸は延長11回無死満塁を招いたところで、2番手・森岡大輔に継投。2死を奪うも、4番・安永元也に右前へサヨナラ打を献上し、佐伯尚治監督は「お互いにベストを尽くした中でよくやってくれました。投手はよく投げてくれた。点を取れる場面で取らせてあげられずに申し訳なかった」と悔やんだ。

 初優勝は逃したものの、1番・左向澪、4番・小中健蔵、正捕手・城野達哉ら好選手を中心に4強入り。同監督は「決勝トーナメントまで勝ち進めたことはよかったが、昨年から準決勝敗退が続いている。そこを一つ勝ちきれるかが課題。日本一を取るためには5連勝が必要になるので、5連勝できるチームづくりをやっていきたい」と今後を見据えた。

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