阪神・才木はストイックの「象徴」　自宅療養中もトレーニングに励む姿勢が右腕の真骨頂

セ・リーグ   阪神2ー1中日 （ 2024年4月14日    バンテリンD ）

＜中・神＞　ヒーローインタビューに応じる阪神・才木　（撮影・須田　麻祐子）
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　＜記者フリートーク　阪神担当・遠藤　礼＞

　「才木浩人」と書いて「ストイック」と読む、と個人的に思っている。1月下旬に体調不良となりキャンプは出遅れ。オフシーズンだけで4キロ増に成功していた体重は、一気に2キロ減ったそうだ。

　ただ、体調が回復して沖縄入りすると宿舎の食事会場で「もう食いまくりましたよ」と“爆食い”。数日で体重を戻してしまった。

　後で聞けば、自宅療養中も自室でバランスボールを使ったトレーニングに熱心に取り組み、見舞った母・久子さんも「大丈夫なの?」と心配したほどだった。

　ここ数年、オフ期間の自主トレは近くの砂浜での早朝の体幹トレーニングからスタート。昨年12月、焼肉を頬張りながら「土台はできました」と口にした。ストイックに過ごす時間が、才木をさらに進化させる。