中日・村松　侍ジャパンの明大後輩・宗山に“刺激”　2安打4打点でアピール　

オープン戦   中日8ー2オリックス （ 2024年3月5日    京セラD ）

＜オ・中＞8回、村松は3点三塁打を放つ（撮影・奥　調）
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　侍ジャパンに選出された母校・明大の後輩、宗山に刺激を受けたかのようだった。中日・村松が2安打4打点と二遊間レギュラー獲りへ猛アピールした。

　「積極的に振っていこうと思っていた」。7回2死一、二塁で代打出場し起用に応えた。比嘉の外角直球を捉えて左前適時打。8回1死満塁は阿部のスプリットを仕留め、右翼線への3点三塁打とした。立浪監督からも「少ない好機で結果を出してくれている」と評価された。

　2学年下の宗山とは明大時代に二遊間でコンビを組み、昨オフもともに母校で自主トレを行った間柄。「その時に焼き肉に連れて行きました。“また予約しておいてください”と（言われた）。頑張ってほしいです」と、6日に同じ京セラドームで欧州代表との強化試合初戦に臨む後輩にエールを送った。

　この日はドラフト3位・辻本（仙台大）も2安打するなど、福永や田中らと競う二遊間バトルはし烈。村松は「打てない日もあるし、そういうことをなくすことがレギュラーを獲る上で大事」と力を込めた。（湯澤　涼）