レイズ・上沢直之 同地区Rソックス相手に先発も制球力欠き、2回1失点 吉田は二ゴロに封じる

[ 2024年3月6日 03:54 ]

オープン戦   レイズーレッドソックス ( 2024年3月5日    フォートマイヤーズ )

レイズ・上沢
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 レイズとマイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加している上沢直之投手(30)が5日(日本時間6日)、フロリダ州フォートマイヤーズで行われたオープン戦・レッドソックス戦に先発。3つの四球を与えるなど制球が安定せず、2回2安打1失点で降板した。

 初回は落ち着いたマウンドさばきだった。先頭のデュランを一ゴロに仕留めると、昨季リーグ5位の33本塁打を放った2番・ディバースを高め直球で空振り三振。2死から安打は許したが、4番・カサスを右飛に打ち取り、スコアボードに「0」を入れた。

 2回には先頭打者の吉田と対戦。カウント1-1から外角にツーシームを投げ込み、二ゴロに封じた。しかし、ここから苦しい投球となった。6、7番と連続四球を与えると、2死一、三塁から9番・バルデスに左前打を浴びて先制点を失う。2死満塁からディバースを三飛に仕留めて1失点にとどめたが、2回で要した球数は49を数えるなど、制球力を欠いた。

 オープン戦初登板となった前回2月29日(同3月1日)のブレーブス戦でメジャーの洗礼を受けた。4点をリードされた三回から3番手で登板。1死一塁から2連続二塁打を浴びて2点を失うと、さらに1点を追加された後の2死一、二塁から左越え3ランを被弾。続く四回にも先頭打者にソロ本塁打を浴びるなど、精彩を欠き、2回8安打7失点降板。防御率は31・50となった。

 前回登板後「ちょっと緊張した。内容は良くなかった。いろいろと対応しないといけないところが多い。今日は力が入り過ぎたところがあった。次は修正したい」と話していたが、またしても課題の残る投球となった。

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