ソフトB和田「本来の自分のボールではないなと」 50球超えて志願の続投も予定の3回もたず

[ 2024年3月6日 06:00 ]

オープン戦   ソフトバンク5―4ヤクルト ( 2024年3月5日    ペイペイD )

<ソ・ヤ>先発した和田(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンク・和田がヤクルト戦でオープン戦初先発し、2回1/35安打3失点。修正の必要性を口にした。

 調整段階とはいえ思うような投球ができなかった。「全然、良くない。力の伝え方もうまくいってない。本来の自分のボールではないなと感じています。スピードも全然出ていない。理由を探さないといけないと思いました」と悔しさをにじませた。

 初回、先頭の西川に右翼線三塁打を浴び、続くオスナの中犠飛で先制された。2回にも先頭・青木に中越え三塁打、続く中村の右前適時打で追加点を許した。3回、50球を超えたところで投手コーチがマウンドへ行ったが「投げさせてください」と志願。ただ、後続に連打を浴び二、三塁となったところで降板となった。直球の最速も141キロだった。

 ただ、そこは経験豊富な左腕だ。“Xデー”にはきっちりと合わせる。「何とか本番までには修正していかないといけない」と締めくくった。開幕投手を務める有原とともに、小久保監督から早々に開幕ローテーション入りを明言され、本拠地開幕戦の4月2日ロッテ戦の先発が内定している。

 昨季は8勝をマーク。7年ぶりに投球回も100イニングに到達した。年齢を重ねても進化を止めない左腕が急ピッチで仕上げていく。

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