ロッテ・横山　圧巻の3者連続K「この調子をキープできれば」

オープン戦   ロッテ0―5DeNA （ 2024年3月6日    横浜 ）

＜D・ロ＞6回は横山が3者三振に（撮影・長久保　豊）
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　6回に4番手で登板したロッテの横山が3者連続空振り三振と圧巻の投球を見せた。まずは先頭を勝又を3球三振、続く柴田への5球目には自己最速タイに並ぶ156キロをマーク、最後は155キロの直球で仕留め、梶原も1ボール2ストライクから154キロの直球で空を切らせた。

　「ブルペンでしっかり投げられていましたし、真っすぐも自分の中で走っているなという感じがあったので、これを継続してオープン戦で出し続けて、開幕まで、開幕からもですけど、しっかりこの調子をキープできればいいかなと思っています」

　「令和の怪物」佐々木と同学年で同期入団。「最終目標はクローザー」と宣言する高卒5年目の右腕は、オフに筋トレなどで体重を約3キロ増量。「去年この時期は54、55、56キロという数字は出ていなかったので、体重を増やしたことが一つの要因で球速が上がっているのかなとは思います」と自己分析し、「こういう気温が寒い中でもしっかり自分の球が投げられたというのは少し自信にもなりますし、いいと思います」と手応え。

　吉井監督は「まだ若いので満足せず、もっと実力上げて欲しいと思います」と、さらなる成長を期待した。