日本ハムがメジャー式ブルペン意識改革 制球力向上へ狙いどころを5つに “共通言語”定義付け

[ 2024年2月22日 06:00 ]

ブルペンで投げ込む田中正(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハムが今春キャンプからブルペンでメジャー流の意識改革に取り組んでいる。制球力向上へ、狙いどころを5つに細分化。建山投手コーチは「ゾーンが明確になって、より(投球が)具体的になる」と期待する。

 5つは、いずれもコースや高低にかかわらず、真ん中付近の「ハートゾーン」、ぎりぎりストライクの「シャドーイン」、ぎりぎりボールの「シャドーアウト」、ボールゾーンの「チェイス」、大きく外す「ウエスト」。日本では聞き慣れない単語だが、多くのメジャー球団が取り入れている分け方だという。

 ブルペンで空振りを奪うことを想定して「チェイス」を狙ったフォークなど47球を投げた田中正は「“共通言語”として定義付けられているので、捕手との話し合いもしやすい」と歓迎していた。(田中 健人)

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