ヤクルト・塩見　超人マルチ1打点！元阪神・糸井氏憧れ「何でもできる凄い選手」

練習試合   ヤクルト1－1楽天 （ 2024年2月21日    浦添 ）

＜ヤ・楽＞6回、ヤクルト・塩見が安打を放つ（撮影・篠原　岳夫）
Photo By スポニチ

　“燕の超人”を目指す。ヤクルト・塩見が楽天との練習試合で2安打1打点。初実戦で2安打を放った18日の中日戦に続くマルチ安打にも「ヒットは出ているけど、たまたまの部分が大きい。相手投手はほぼ直球なので、そこに対応できていることは良いのかな」と冷静に受け止めた。

　昨季は故障に苦しんで51試合の出場に終わったリードオフマンはここまで順調。中日戦後に「彼は天才です！」と絶賛していた高津監督から「天才の上って何？超人だね、超人！」と称えられ、塩見も「超人といえば（元阪神の）糸井嘉男さん。何でもできる凄い選手。憧れていたし、僕も超人になりたい」と壮大な目標を掲げた。

　3月6、7日には侍ジャパンの一員で欧州代表との強化試合（京セラドーム）に臨む。日の丸を背負う戦い、その先のシーズンに向け、準備を進める。（重光　晋太郎）