大谷翔平 2度目ライブBPは本塁打なしも、開幕へ順調「感覚も良かったし、肘も気になるところはない」

[ 2024年2月22日 03:37 ]

<ドジャースキャンプ>ライブBPする大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が21日(日本時間22日)、今キャンプ2度目となる、実戦形式で投手と対戦するライブBPに臨んだ。2打席に立ち、四球と二ゴロで投手との対戦を終えた。

 1セット目は右腕・ハドソンの投球をバットを振ることなく、じっくりと見極めて四球を選んだ。2セット目は長身の技巧派左腕・ヤーブローと対戦。日本選手初のサイクル安打を達成した2019年6月13日(同14日)のレイズ戦で先発マウンドに上がっていた左腕との対戦は、初球を打って二ゴロだった。

 練習後取材に応じた大谷は「感覚も良かったですし、肘の感じも実際に中でやってみて、あんまり気になるところはないので、今のところは順調に来ているかなと思います」と振り返り「スケジュール通りには一応、来ているので、スケジュール通りより感覚がいいというのは、いいことだと思います。予想通りの感じでは来ているので、安心しているところはもちろんあります」と話した。

 昨年9月の右肘手術後初めての投手との対戦となった今月19日(同20日)のライブBPでは3人の投手に対し、計16球で4スイング。最後の4スイング目で軽々と外野フェンスを越す一撃を披露。救援右腕のフェイエレイセンの投球を捉え、中堅右へ弾丸ライナーで打ち込む一発。アンドルー・フリードマン編成本部長、古巣エンゼルスで昨年まで監督だったフィル・ネビン氏、練習を終えた山本ら、球団関係者50人以上にパワーとテクニックを見せつけた。

 デーブ・ロバーツ監督によれば、開幕戦に向け、大谷は実戦形式を含め50打席に立つことを要望しているという。この日もライブBPで順調に「打席」を重ねた大谷。新天地でのスタートダッシュに向け、プランに狂いはない。

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