オリックス・輝星　新フォームで快投！わずか8球で3者凡退斬り

練習試合   オリックス7―2楽天2軍 （ 2024年2月21日    SOKKEN ）

＜練習試合　オ・楽天2軍＞　7回に登板した吉田輝星（撮影・井垣　忠夫）
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　新天地で心機一転を期すオリックス・吉田が、今キャンプから取り組む新フォームで快投した。練習試合・楽天2軍戦の7回に登板し、わずか8球で3者凡退斬り。社会人・日本新薬相手に2ランを被弾し、2回2失点だった前回から一変した姿を見せた。

　「キャンプに入って概念を変えたので、その中でどうやって全力で投げるか。今回はフォームの調整の面でも“1回を全力で。ストレート中心”と言われたので。前の試合より変わったかなと」

　今キャンプは古巣の日本ハムにも在籍経験のある中垣巡回ヘッドコーチから徹底指導を受けている。「概念を変えた」と話すように、体重移動の仕方などを大きく変えた中、形になりつつある。

　「キャンプ中では一番強く投げられた。あと1週間あるので、本当の全力でブンと腕を振れるようにしたい」

　最速146キロをマークした右腕を中嶋監督は「まあ、腕を振れる状態になってきたということじゃないですか」と評価。先発起用も視野に入れており、次回からはイニングを伸ばす方針だ。　
（山添　晴治）