ソフトB大津 謎の新球種“マッチェ”使える 開幕ローテ入りへ「奥行きを出すことが狙い」

[ 2024年2月22日 05:25 ]

ブルペン投球する大津(撮影・岡田 丈靖)
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 “マッチェ”は使える!今季から先発に転向し、開幕ローテーション入りを目指しているソフトバンク大津亮介投手(25)が21日、ブルペン入りして68球を投じた。投球の合間には「マッチェいきます!」と捕手に伝え、謎の新球種を試投した。

 「奥行きを出すことが狙いの遅い真っすぐです。真っすぐなチェンジアップ。今年から欲しいなと思って」

 チェンジアップの握りで直球を投げるイメージ。球速帯は120~124キロで打者の体勢を崩すのも狙いだという。オフに合同自主トレを行った同じ細身右腕、オリックス・山岡のチェンジアップを参考にし、優れた指先の感覚を生かして改良を加えた。

 大津は最速151キロの直球に加えて、カーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ、スプリット、特殊球のワンシームと多彩な球種を操る。昨季から挑戦してきた「マッチェ」が持ち球に加われば、実に8球種目となる。

 ブルペンでの投球を見守った倉野信次投手コーチ兼ヘッドコーディネーターも「絶対に使った方がいい。めちゃくちゃいい」と激推しした。大津は「ものになってはいる」と新たな武器に感触をつかみつつ、対外試合での試投を楽しみにしていた。

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