阪神が「阪神甲子園球場暴力団等排除対策協議会」を開催 百北球団社長「暴力団の脅威を啓発し続ける」

[ 2023年3月8日 16:00 ]

阪神が「阪神甲子園球場暴力団等排除対策協議会」を開催(提供写真)
Photo By 提供写真

 阪神は8日、「阪神甲子園球場暴力団等排除対策協議会」を、西宮市内の球団事務所で開催した。

 兵庫県弁護士会・民事介入暴力対策委員会委員長の菊井公策氏、兵庫県警察本部刑事部参事官兼組織犯罪対策局長・新木健一氏、兵庫県甲子園警察署長・横田誠治氏、阪神・百北幸司球団社長、阪神甲子園球場・小菅亨太球場長らに加え、兵庫県弁護士会民事介入暴力対策委員会、兵庫県警察本部、甲子園警察署、阪神タイガース、甲子園球場の職員ら、約50人も参加した。

 昨シーズンの活動報告や、兵庫県警察本部刑事部組織犯罪対策局暴力団対策課から「暴力団情勢等について」の講演も実施された。

 阪神の百北球団社長は「関係各所の皆様のご協力のもと、熱心に取り組んで参りました暴排活動により、プロ野球界では暴排意識が浸透し着実に成果がみられるものの、暴力団は組織存続のための資金源獲得活動の巧妙化、多様化がますます顕著になってきており、まだまだ安心できない状態が続いていると言えます。我々阪神タイガースとしましても、監督・コーチ・選手、フロント職員に対し、隙を見せれば接触を試みる暴力団の脅威を啓発し続けるとともに、皆様との連携を一層強化し、暴力団等反社会的勢力が入り込むことがないよう、暴排活動を推進していく所存でございます。今後におきましても、兵庫県警察本部、甲子園警察署のご指導のもと、より積極的な暴排活動に取り組んでまいります」とコメントした。

続きを表示

2023年3月8日のニュース