韓国代表監督　オリ、阪神との強化試合で「切り札が2人増えた」目標は「マイアミに行くこと」準決勝以上

韓国代表のイ・ガンチョル監督
Photo By スポニチ

　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する韓国代表のイ・ガンチョル監督（56）が8日、初戦のオーストラリア戦を前に前日会見を行い、今大会の目標を語った。

　イ監督は今回の代表チームの強みについて「しっかりとした守備力、打撃力ですね。バランスが良いことだと思います。足の速い選手、また長打力を持ってる選手、調和が取れていると思います。打者に関してはベテランもいますし、若手もいますので、新旧の調和が取れています」と胸を張った。

　6、7日にオリックス、阪神と強化試合を行ったことで選手起用について「最初考えたのとは若干違ってきました。先発に関する考え方は変わらないですけど、途中の起用に関しては最近の試合を見て変わってきました。思ったより使える切り札が2人増えた」と自信ものぞかせた。

　17年の前回大会は1次ラウンドで敗退した韓国。それだけに今大会は「（準々決勝までの舞台である）日本を離れてアメリカ、マイアミに行くことが目標」と準決勝以上が目標ときっぱり。「過去2年間、国際大会でのチームの成績があまりよくなかったので、今年の大会はファンの声援に応えられるように1試合1試合ベストを尽くしたい」と意気込んだ。