侍・大谷 国際大会初の二刀流に「自分らしいプレーを」投手はぶっつけ本番も「今の100%は出せる」

[ 2023年3月8日 17:42 ]

<侍ジャパン練習>会見する大谷(撮影・尾崎 有希)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの大谷翔平(エンゼルス)が8日、初戦となる中国戦(9日、東京ドーム)を前に前日会見を行った。

 栗山監督から初戦の先発を託された大谷は「まず楽しみにしてますし、初戦なのでチームの勢いとしても初回の入りからしっかり集中して入りたい」と意気込んだ。

 初戦から投打二刀流で出場することにも「WBCは初めてなので、緊張すると思いますけど、いつも通り自分らしいプレーをしたい。いつも通りの準備の仕方とゲームの心構えでやりたい」と平常心を誓った。

 強化試合でDHとして出場したものの投手としては中国戦がぶっつけ本番となる。それでも「今の自分の100%は出せると思うので実質、今年初めての公式戦というか、試合なのでどこまで(出力が)出るのかってのは、その時になってみないと分からないし、その日の調子にもよるので、今の調整の延長線上で入りをしっかりできれば十分にいけるんじゃないかと思っています」と自信をのぞかせた。

 
 日本ハムでもエンゼルスでも開幕投手の経験はあるが、国際舞台での大役に「どこに所属していても一番最初の試合は高鳴りというか緊張があるので、明日ももちろんあると思います。大きい舞台で初戦を任される責任感も持ってますし、それと同時にゲーム自体を楽しみたい。しっかりその準備をしたい」と気合いを入れた。

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