阪神ドラ1・森下 開幕予行でいい感じ! 11打席ぶり安打で左腕撃ちだ

[ 2023年3月8日 05:15 ]

WBC強化試合   阪神4-7韓国代表 ( 2023年3月7日    京セラD )

<阪神・韓国>3回、二塁打を放った森下(撮影・岸 良祐)
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 開幕「3・31」へ、大デモンストレーションだ。阪神ドラフト1位・森下(中大)が3回2死一塁から、左腕・具昌模(クチャンモ)の高め144キロを右中間へ。一気に二塁を陥れ、2月26日の日本ハムとのオープン戦の3打席目に中前打して以来、11打席ぶりにHランプをともした。

 「(カウント1―2と)追い込まれていたので、真っすぐも変化球も両方対応できるように引きつけ気味でいきました。ヒットが出ていなかったので1本出てよかった」

 今春の対外試合で放った全8安打のうち、これで左投手からが5本となった。打席数が少ないため、まだ極端な傾向とは決めつけられないものの、対左投手を全然、苦手としていないことは確か。31日に対戦するDeNAの開幕投手は左腕の石田が最有力で、次いで、これまた左の浜口が候補とされる。開幕と同じ舞台の京セラドームでスタメン起用された森下が放った一打は、24日後のシーンを連想させた。

 「芯でとらえられていないですし、まだまだアピールが足りないと思います。自分のできることをしっかりとやって、もっともっと結果を残していきたい。外野守備も人工芝なので甲子園とはまた違った環境ですが、守りやすかったですし不安はありません」

 結果は5打数1安打だったが、5打席すべて違う投手との対戦となった。守っても6度の打球処理。いまの森下にとっては、これら攻守すべてが開幕への準備となる。

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2023年3月8日のニュース