韓国代表監督　日韓戦は「言う必要なく重い」「豪州戦に余裕を持って勝つことができたら…」戦術明かす

韓国代表のイ・ガンチョル監督
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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場する韓国代表のイ・ガンチョル監督が8日、初戦のオーストラリア戦を前に前日会見を行い、日韓戦への覚悟を口にした。

　日本と韓国は10日に東京ドームで対戦する。意気込みを問われたイ監督は「初戦のオーストラリア戦に集中していますので（これまで）申し上げたことないんですが、日韓戦が持つ重みというのは言う必要なく重いと思います。皆、日韓戦のことを頭の中で意識してると思います」と日韓戦の重要性を口にした。

　その上で「でも、まず大事なのは初戦に勝つこと」とオーストラリア戦での必勝を決意。「そうすると、日韓戦は軽い気持ちで臨むことができますので、また翌日は（試合がないことから）1日休憩ができますので、オールインできると思いますので、そういった意味でもオーストラリア戦に集中したい」と語った。

　それだけにイ監督は「オーストラリア戦に余裕を持って勝つことができたら、投手をなるべくセーブできると思います。その後、日本戦にオールインしたいと考えています」とオーストラリアに大差で勝つことができれば投手を惜しみなく日本戦につぎ込めるとプランを口にした。

　そして「こういうことを今まで言葉を発さないようにしていたけど、1回ぐらいは喋る必要があると思ったので申し上げました」とこれまで日韓戦について深く語ってこなかった意図を説明した。

　WBCでの日本と韓国の対戦成績は4勝4敗と互角の戦いを繰り広げている。