今永 チーム最年長・ダルの献身に感謝「あの人がいなければこのような心境で大会を迎えられなかった」

[ 2023年3月8日 19:10 ]

<侍ジャパン練習>会見を終えてペッパーグランドパフォーマンスを行うヌートバー(左)と今永(撮影・尾崎 有希)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が8日、A組のキューバ-オランダ(台中)で開幕した。9日に初戦の中国戦(東京D)を迎える侍ジャパンが前日会見に臨み、今永昇太投手(29=DeNA)は「世界一という目標へ一歩一歩階段を上るように進めていって、みんなが目指すものをつかみ取れたら」と意気込みを語った。

 今永は「家族のようなチームづくりができているし、ダルビッシュさんをはじめ年上の方たちがいいチームの雰囲気をつくっていただいている」と話し、チーム最年長の36歳、ダルビッシュらの献身ぶりに感謝。投手陣は「技術を教え合ったりお互いを高め合い、時には弱みを見せながら」いい関係性が築けているとし、「宮崎合宿から参加していただいたダルビッシュさんには感謝しているし、あの人がいなければ今このような心境で大会を迎えられていることはなかった」とダルビッシュの貢献を明かした。

 大谷については「練習する姿も絵になる選手」と評し、「僕自身も含めて若い選手が大谷選手の行動を見て、これからの野球人生につながっていくと思う。彼と野球ができていることが素晴らしい財産」と今永。

 大会では第2先発の役割を任せられるが、コンディションについて「もの凄く状態がいい。例年に比べてもいい仕上がりができている」ときっぱり。「心の方もきっちり準備してきたので、いつどこで何を言われても自分のパフォーマンスが出せる。出さなければいけないという使命感を持って試合に臨める」と準備万端を強調した。

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2023年3月8日のニュース