阪神・小幡　課題の打撃でアピール　逆転開幕スタメンへ号砲2安打2打点

WBC強化試合   阪神4－7韓国代表 （ 2023年3月7日    京セラD ）

＜阪神・韓国＞3回、小幡は2点適時打を放つ（撮影・後藤　大輝）
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　「2番・遊撃」で先発出場した阪神・小幡が2安打2打点と課題の打撃で気を吐いた。

　「植田さんが（犠打で）一発でつないでくれたのでいい流れで、いい形で入ることができました」

　3回無死一、二塁から植田が初球で犠打を決め、1死二、三塁とした。高山は空振り三振に倒れたが、アピールの好機を逃すわけにはいかない。3球目の内角直球を仕留め、中前へ先制の2点適時打。オープン戦では初安打、1軍の実戦では2月18日のDeNA戦以来となる快音を「うまいことセンター方向に抜けてくれた」と振り返った。

　現状は遊撃争いで木浪に後れを取っているが、開幕まで時間は残されている。5回の第3打席も中前打。逆転開幕スタメンへの号砲としたい。