阪神・岡田監督 期待のドラ1・森下を初視察で“絶賛”「そりゃもう、見てて分かると思うけど」

[ 2023年2月5日 17:11 ]

<阪神2軍具志川キャンプ>岡田監督(左)、和田2軍監督(中)に見守られながら、フリー打撃を行う森下  (撮影・成瀬 徹)
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 2軍キャンプを初視察した阪神・岡田彰布監督(65)が、ドラフト1位の森下翔太外野手(22=中大)の打撃を“岡田節”で絶賛した。

 指揮官の訪問に合わせ、森下は打撃練習を開始し、フリー打撃では78スイングで15本のサク越え。バックスクリーンには4発放り込み、逆方向へも2発と、新人らしからぬ力強い打撃を見せた。

 森下について岡田監督は「おーん、いやあ、悪くはないわね」と評価し、「まあちょっと故障でね、次のクールぐらいから本隊に合流するみたいやから。まあ、けががあって、ちょっと出遅れたけど。まあね。どのぐらいやろ、あと10日とか、それぐらいで合流できればね、十分取り返せると思うけどね」と、負傷での出遅れは巻き返せると話した。

 森下との会談はなかったというが「ずっと見てただけやけど、まあ、見ての通りやね。そりゃもう、みんな見てて分かると思うけど。まあ、ね。よかったんじゃないかな」と、1軍本拠地から40分かけて移動してきた甲斐があったといわんばかりの表情で振り返っていた。

【阪神・岡田監督と一問一答】
 ――初めての具志川の印象は
 「いやいや、ドームも見たんですけど、結構広いし、宜野座と一緒ぐらいあるんちゃうかな。サブがちょっと、なんか小さいというか。内野は十分いけるんで、それほど支障はないと思うけど、思った以上に施設としてはね、ブルペンもなんか作ってもらったみたいで。いいと思いますね」

 ――森下の他に気になった選手は
 「いやいや。まあ、あの11月に(秋季キャンプを)やった選手がほとんどだから。若手はね。まあ、みんな、自主トレ期間を経て、キャンプうまいこと(入ってきた)。ちょっと、何ていうか、足のけが(をした選手)が2、3人出ているみたいだけど、そのへんは注意してほしい」

 ――1軍でサインプレーの練習をしていたが
 「いやいや、まだまだやわ。もうちょっと徹底しないと。なかなかサインプレーとかね、みんなの。ピッチャーを含めて初めてだけど、もうちょっと準備いるね。きょうの感じではね」

 ――今後も定期的にやっていくのか
 「いやいや、定期的というか、毎日やらんとアカンね。あれじゃあ」

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