阪神・大山25発、輝は26発 ランチ特打で特大アーチ競演 虎党5300人拍手喝采

[ 2023年2月5日 05:15 ]

ランチ特打で柵越えを放つ大山(撮影・大森 寛明)
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 阪神今季の4番、5番候補がランチ特打で大アーチの競演を果たした。大山が89スイングで25発を叩き込むと、佐藤輝も負けじと86スイングで26本の柵越え。特に佐藤輝はバックスクリーン3連発を含む中堅方向へ4連発も放り込んだ。特打終了時にはファンが拍手喝采。打撃の調子が右肩上がりであることを、来場した5300人の虎党に証明した。

 「いいバッティングができた。特に変わらず、やってきたことをやった」

 観客の入場制限が撤廃された春季キャンプは20年以来で、佐藤輝にとっては3度目のキャンプにして初体験。老若男女問わず熱い視線を全身に受け「凄くしっかり見てもらっている」。当然、モチベーションも上がる。

 全体メニュー消化後にはみっちり特守にも取り組んだ。「基本に忠実に、パッと捕る。そこは意識した。やってきたことをやれば大丈夫」。三塁一本でシーズンを戦い抜くべく、打って守って充実の日々を送っている。(八木 勇磨)

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