清原氏「優勝ある」「投手はトップクラス」　中日キャンプ訪問しPL後輩・立浪監督にエール

並んで報道陣の質問に答える清原氏（左）と立浪監督（撮影・椎名　航）
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　西武、巨人、オリックスで活躍した清原和博氏（55）が4日、沖縄・北谷の中日キャンプを訪れ、立浪竜の11年以来となるリーグ優勝に太鼓判を押した。

　「Aクラスはもちろん、優勝の可能性は十分あると思います」

　立浪監督と片岡2軍監督がPL学園の2学年後輩で、昨年に続き実現。現役時代に10度のリーグ優勝経験があるレジェンドの言葉には根拠がある。「投手はトップクラスですから」。侍ジャパンに選出された高橋宏や小笠原、大野雄に柳、涌井も加わった先発陣はリーグ屈指で、「あとは勝負どころの強さや、選手がケガなく、監督の想定する活躍ができるかだと思う」と分析した。

　課題は攻撃力。清原氏は三塁側ベンチで、鵜飼や細川ら右の大砲候補に身ぶりを交えて15分ほど打撃指導。打席での心構えや待ち方なども助言した。

　尊敬する先輩からV争いのお墨付きをもらった立浪監督は「そら、いけますよ」と呼応した。「キャンプ4日目ですが、成長を感じる選手が多い。着実に力がついている」と手応えを口にした。（湯澤　涼）