報徳学園プロ注目捕手・堀が描くセンバツ大阪桐蔭攻略法「打てないときに…」昨秋の雪辱誓う

[ 2023年2月5日 18:25 ]

練習中に円陣を組む報徳学園・堀(左)(撮影・河合 洋介)
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 6年ぶり22度目の選抜出場を決めた報徳学園(兵庫)では、プロ注目捕手の堀柊那主将(2年)が「打倒・大阪桐蔭」を掲げて今冬の練習に励んでいる。

 「打てないときに、どうすれば走者を出せるかが大事になると思います。盗塁ができないときには、どうすれば走者を進められるか意識しなければ、(大阪桐蔭)前田投手やいい投手がきたときに走れないまま終わってしまう。そういったところを意識しています」

 昨秋の近畿大会決勝・大阪桐蔭戦では、エース左腕の前田悠伍(2年)に3安打零敗を喫した。

 「近畿大会では決勝戦まで結構打てていたのに、力不足を感じました」

 二塁送球完了タイム最速1秒81の強肩が最大の持ち味だ。さらに高校通算13本塁打のパンチ力と50メートル走6秒1の俊足も兼ね備えており、三拍子そろった世代屈指の捕手としてプロのスカウト注目している。今冬は打撃や走塁に力を入れながら、世代No・1左腕と呼び声の高い宿敵との再戦を思い描いている。

 ◇堀 柊那(ほり・しゅうな)2005年(平17)7月16日生まれ、兵庫県神戸市出身の17歳。若宮小3年時に西須磨シーホークスで野球を始める。鷹取中では兵庫夙川ボーイズでプレー。報徳学園では1年春からベンチ入りし、1年秋から正捕手。高校通算13本塁打。50メートル走6秒1、遠投100メートル。1メートル79、78キロ。右投げ右打ち。 

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2023年2月5日のニュース