【虎番アレコレ】宜野座を彩った黄色や黒のユニホーム　本来の2月の姿が戻ってきた

宜野座キャンプには多くのファンが訪れた（撮影・後藤　大輝）　
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　今キャンプ最初の土曜日ということで、5300人もの観衆がスタンドを埋めた。今春から入場制限が大幅に緩和され、新型コロナウイルスの陰性証明や事前のPCR検査が不要。黄色や黒のユニホームが宜野座を彩った。こうなると平田ヘッドコーチの出番だ。全体メニュー後にサブグラウンドで行われた佐藤輝と板山の特守で、見守ったファンと見事な掛け合いを披露した。

　2人が約1時間に及ぶノックを受け終えると、自然と拍手が湧き起こった。その瞬間、平田ヘッドコーチは大した練習はしていないとばかりに「拍手なんかいらないよ！」とツッコミ。虎党からも笑いが起き「でもありがとね」と頭を下げた。敷地内を移動する選手に、その都度声援が飛ぶ。徐々に本来の2月の姿が戻ってきた。（阪神担当・八木　勇磨）