ヤクルト村上の弟・慶太内野手、“3冠バット”持参で日大入寮「1年春から試合に出たい」

[ 2023年2月5日 22:14 ]

兄・村上宗隆が3冠王を達成した際と同じモデルのバットを手に意気込む村上慶太(撮影・村井 樹)
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 東都大学野球リーグ1部に所属する日大のスポーツ推薦に合格した九州学院・村上慶太内野手が5日、千葉県習志野市内の寮に入寮。昨季、兄のヤクルト・村上宗隆内野手が史上最年少で3冠王を達成した際に使用していたモデルと同じバットを持ち込み、「4年後のプロを目指し、1年春から試合に出たい」と意気込みを語った。

 昨秋のドラフトでは指名漏れを経験したが、兄からは「この経験を生かすも殺すも自分次第だから頑張れ」とLINEでのメッセージを受け取っており、「この言葉を胸に練習してきた」と村上。体重も100キロまで増え、「打球の飛び方も変わってきた」と、手応えをつかんでこの日の入寮を迎えた。

 入寮に合わせて兄が過去に使用していた木製バットを何本も手に取り、持ち込んだのは昨季の3冠王モデルと20年に使用していたミドルバランスの2本。「2本は重さもバランスも違うので、体調などの変化に合わせて使えれば」と意図を明かす。

 「まだまだできていないが、お兄ちゃんには野球をやっている以上は負けたくないし勝ちたい」と、同じ神宮で「村神様」級の活躍を誓った。(村井 樹)

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