ポスティング容認の吉田正にオリ党「頑張れーー!!」も成立するかは未定 菅野、西川ら残留したケースも

[ 2022年11月17日 15:37 ]

オリックス・吉田正
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 オリックスは17日、吉田正尚外野手(29)の今オフのポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認すると発表した。オリックスで同システムを利用したのは、00年オフにマリナーズに移籍したイチローのみで、それ以来の成立を目指すことになる。

 この一報が出ると、SNS上でファンは「いっぱい自分の夢を叶えてほしい」「ここまで連れてきてくれて本当にありがとう!!本当に感謝です!!」「頑張れーー!!」など、祝福、応援する意向を示す声が多かった。また「オリックス」「吉田正尚」「メジャー」などがツイッターのトレンド入りした。

 だが、一方で「移籍確定とまでは言えない」との声もあった。近年では、巨人・菅野、日本ハム・西川、広島・菊池涼が契約まで至らず不成立となり、所属球団に残留するケースもある。「オリックスがどの程度の譲渡金を求めているか次第」など行方を見守るファンもちらほらといったところだ。

 ポスティングシステムとは、海外フリーエージェント(FA)権の取得前に大リーグに移籍する制度。現在は以前のように入札ではなく、獲得希望の全球団と交渉ができるもの。大リーグ側に申請し、米30球団に通知された原則翌日から交渉が可能で、今年の申請手続き期間は11月1日から12月15日まで。交渉期間は昨年までの30日間から45日間に拡大された。日本球団への譲渡金は選手が契約で保証される額により変動する。なお交渉期間内に契約合意がなかった場合、翌年の申請開始日までポスティングの再申請はできない。

 吉田正は一昨年オフから代理人を通じ、球団と同システムを含めた様々な可能性について話し合ってきた。今季の全日程終了後に、吉田正本人が初めて球団に直訴し、球団内で協議を重ねていた。

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2022年11月17日のニュース