【ポスティングシステムとは】オリ・吉田正が念願のメジャー挑戦へ 藤浪の代理人でもあるボラス氏とタッグ

[ 2022年11月17日 14:01 ]

オリックス・吉田正
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 オリックスは17日、吉田正尚外野手(29)の今オフのポスティングシステムによるメジャー挑戦を容認すると発表した。オリックスで同システムを利用したのは、00年オフにマリナーズに移籍したイチローのみで、それ以来の成立を目指すことになる。

 ポスティングシステムとは、海外フリーエージェント(FA)権の取得前に大リーグに移籍する制度。現在は以前のように入札ではなく、獲得希望の全球団と交渉ができる。

 大リーグ側に申請し、米30球団に通知された原則翌日から交渉が可能。今年の申請手続き期間は11月1日から12月15日まで。交渉期間は昨年までの30日間から45日間に拡大された。日本球団への譲渡金は選手が契約で保証される額により変動する。なお交渉期間内に契約合意がなかった場合、翌年の申請開始日までポスティングの再申請はできない。

 吉田正は同システムを使って移籍を目指す。また、代理人を務めるスコット・ボラス氏(70)は、同システムでの移籍を目指す阪神・藤浪晋太郎投手(28)の代理人でもあり、米国で投げる投手が少ないスプリットを武器にしている点から「市場での需要が高い」とメジャー契約に自信を見せている。

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