広島の大砲候補・末包に英才教育 1人だけ全体練習を外れ一日中“打撃づけ”「有意義な時間になった」

[ 2022年11月17日 05:00 ]

ロングティーで汗を流す末包(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 広島・末包に英才教育が施された。秋季キャンプ第2クール最終日。1人だけ全体練習を外れ、午前は打撃コーチとマンツーマンでフォーム矯正。クール最終日恒例のロングティーも唯一2セットを課され、グラブを一度も握らなかった。

 「こういう経験は初めて。自分は打つことが仕事だと思うので有意義な時間になった」

 打撃デーは担当コーチからの提案だった。スイングで腕が背中に入り、2度引きする悪癖から1軍レベルの速球、変化球にもろい課題を克服しようと、前方からのトスを約90分間にわたって打った。

 「しっかりと打ち出せる体勢をつくりながら振る。今までは投球後にどうするか考えていた。最初は違和感だらけだったけど、消せるクセは消したい」

 真の大砲養成へ。新井監督は「普通に振れば長打になる。それぐらいの感覚でやってもらいたい」と語った。

続きを表示

2022年11月17日のニュース