中日・岩崎、4000万円減の2800万円で更改　右肘手術で来季は育成「パワーアップして戻りたい」

来季は育成契約となった中日・岩崎
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　中日の岩崎翔投手（33）は15日、ナゴヤ球場で契約交渉を行い、4000万円ダウンの推定年俸2800万円で育成契約を結んだ。

　岩崎は昨オフにソフトバンクにFA移籍した又吉の人的補償として加入したが、初登板となった3月26日の巨人戦（東京ドーム）で右腕を痛めて降板。9月26日に大阪市内の病院で、右肘のトミー・ジョン手術などを受けた。

　会見では「まさかこうなるとは思っていなかった。1試合目の登板でこうなってしまい悔しかった。勝っているゲームを落としてしまった。立浪監督の初勝利が目の前まできていたのに、落とした後悔と悔しさと、先発の勝野に勝ちをつけてあげられなかった思いがそのときは大きかった」と振り返った。

　現在の状態については「可動域も広くなってきて、軽いおもりで肘回りを鍛えだしたところ」と説明。「9月に戻れればベストだが、焦って無駄になると後悔してしまうので、再来年の頭から1年フルでできるようにと、2つのパターンを考えている。1年間しっかりトレーニングしてパワーアップして戻りたい」と復活を誓った。