巨人ドラ1・浅野が仮契約 背番号「51」に「一日でも早くイチローさんに近づけるように」

[ 2022年11月15日 05:30 ]

仮契約を終え開幕一軍と色紙に書き込み活躍を誓う巨人ドラフト1位・浅野、(撮影・後藤 正志)
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 巨人からドラフト1位指名を受けた高松商の浅野が高松市内のホテルで交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5000万円、年俸1200万円で仮契約を結んだ。昨年12月に指導を受けたイチロー氏の代名詞、背番号51を背負うことになり「一日でも早くイチローさんに近づけるように」と誓った。

 憧れの背番号でプロの道をスタートさせる。「指導していただいたのを機に高松商業が強くなった」と感謝するイチロー氏の番号を希望。水野雄仁スカウト部長も「浅野君の51番が欲しいという気持ちに応えることができた」と笑顔を見せた。

 1メートル71と小柄ながら高校通算68本塁打を誇る右の強打者。サプライズで原監督とオンラインで初めて話し「中西太さんのようになってほしい」と期待された。同郷のレジェンドも1メートル74ながら「怪童」と呼ばれ、本塁打王を5度獲得した右のスラッガー。「小さくても関係ないというのは中西さんも証明してくれているので、僕も小さい子供たちに証明できるように頑張りたい」と力強く話した。

 2人のレジェンドの背中を追いかける17歳。「ジャイアンツの51番と言えば、浅野と言ってもらえるように」と代名詞にしてみせる。(小野寺 大)

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2022年11月15日のニュース