松田が巨人入団 引退よぎる中オファーに感謝 2000本安打は「正直何も思わない。1本1本打った結果」

[ 2022年11月15日 14:52 ]

<松田入団会見>原監督(左)と熱男ポーズを取る松田(撮影・光山 貴大)
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 前ソフトバンクで巨人と来季の契約を結んだ松田宣浩内野手(39)が15日、都内のホテルで入団会見を行った。

 松田は「読売ジャイアンツ、原監督さん、読売ジャイアンツの球団関係者の皆さんとのご縁で、今回、ジャイアンツの一員になることになりました松田宣浩です」と自己紹介。「ジャイアンツの勝利のために一生懸命野球頑張りたいと思います。リーグ優勝、日本一のために、これまでの経験を生かして、やっていきたいと思います。僕は本当に野球が大好きです。この気持ちを常に持ち続けて、来シーズン野球していきたいと思います。まだまだ、若く、熱く、元気にこれをモットーにプレーしていきたいと思います。ジャイアンツファンの皆さんよろしくお願いします」とあいさつした。

 以下、松田との一問一答。

 ――率直な思いは。
 「はい、正式に契約書にサインしましたし、本当にジャイアンツの一員なったということを感じますし、やはり、ジャイアンツというのはですね伝統あるチームです。そのチームに入って野球ができる、本当にね、今わくわくした気持ちでいっぱいで、早くユニホーム着て野球がしてみたいと思います」

 ――入団の決め手は。
 「ホークスを退団して、現役引退か現役続行か、と自分の中で二択しかなかった選択肢の中で、まだ、何もオファーがない状態でスタートして、でも自分では、とにかくまだまだ体は元気だと思ってますし、野球も大好きですし、この2つがなかったらホークスで引退していたと思います。しかし、トライアウト終了後、すぐ読売ジャイアンツさんが、オファーをしていただいて、すぐ回答させていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです」

 ――巨人の印象は。
 「ずっとパリーグで、交流戦とか日本シリーズでしか対戦はなかったんですけど。小さい頃、滋賀県の実家ではですね、本当にジャイアンツ戦しかやってなかったので、僕の中でも小さいときからずーっと巨人ファンというのはありましたし、そういうチームでプレーできるってことが本当にうれしく思いますし、現役のプロ野球選手の中でも、やはり読売ジャイアンツっていう球団は特別な球団だなと感じてました」

 ――ソフトバンクの17年間を振り返ってみて。
 「17年間、福岡ソフトバンクホークスで野球をやらせていただいて、いろいろな経験をさせていただきました。その中で良い思い出たくさんありましたし、苦い思い出もたくさんありました。でも本当に野球人として一日一日、一年一年、一生懸命野球に向き合って、本当に17年間あっという間に終わりました。来シーズン、18年目のシーズンをここ、読売ジャイアンツさんで迎えられることを本当に良かったなとうれしく思います」

 ――チームにどのように還元していきたいか。
 「皆さんが思うには松田宣浩は元気があって、ムードメーカーでジャイアンツに入団したと思っておられる方もたくさんおられると思うんですが、最初にオファーして頂いた時からムードメーカーというよりも一人の選手としてジャイアンツのリーグ優勝。日本一のために戦力として考えているからオファーしたという言葉を頂いたのが、本当にうれしく思いますし、その言葉をもらった以上、責任感も出ましたし、来年やってやろうという思いがあります。その中で17年間、基本的にサードのポジションを長く守ってきました。その中で今シーズンに関しては主にファーストを守ってきてましたが、若いときは外野も何度も守った経験もあります。原監督が言われました通り、とにかく試合に出て貢献したい思いがありますので、どこでも守るつもりで今練習して、キャンプに備えている状態です」

 ――169本に迫った2000安打への思いは。
 「2000本安打に関して正直何も思っていません。試合に出て1本1本打っていった結果だと思いますので、意識はないです。今シーズンは開幕スタメンだったんですけど、ホームランを1本も打つことができなかったので、来シーズン、しっかり練習して準備して、東京ドームで1本、1日も早くホームランを打ちたいと思いますし、その中で無意識に熱男が出たらいいんじゃないかと思います」

 ――熱男ポーズはやっていただける認識でいいか。
 「今は分かりませんが、打ってからダイヤモンドを回って、そのときの雰囲気で決めたいと思います」

 ――ファンへ
 「本当に野球が大好きですし、小さい子にとにかく夢を与えられる読売ジャイアンツの選手として、東京ドームで輝ける、そういう選手を目指して1日1日頑張って行きたいと思いますので、ジャイアンツファンの皆さん、応援よろしくお願いします」

 ――長野選手の印象は
 「かっこ良くて、真摯で本当に男前だなと思います」

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