巨人ウォーカーが侍Jから勝ち越し3ラン! 助っ人が異例の秋季キャンプ志願参加、早くも結果に

[ 2022年11月6日 15:35 ]

侍ジャパンシリーズ2022   巨人―日本代表 ( 2022年11月6日    東京D )

<巨・侍>4回、ウォーカーが3ランを放ちチームメイトに迎えられる(撮影・篠原岳夫)
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 巨人のアダム・ウォーカー外野手(31=米国)が野球日本代表「侍ジャパン」との強化試合(東京D)で勝ち越し3ランを放った。

 「5番・左翼」で先発出場。1―1と同点にされた直後の4回だった。先頭の丸が左中間フェンス直撃の二塁打で出塁し、中田が左前打で続いた無死一、三塁で入った第2打席だ。

 相手先発の右下手投げ、与座(西武)が投じた初球だった。低めスライダーを捉えると、打球は左中間スタンドへ飛び込む勝ち越しの3ランとなった。

 ウォーカーの本塁打は9月13日のヤクルト戦(神宮)で先発左腕・石川から中越え23号ソロを放って以来54日ぶり。5年ぶりのBクラスに終わった巨人は10月2日に今季最終戦を迎えたが、その後も志願の秋季キャンプ参加で練習に汗を流してきた努力が早くも結果となって表れた。笑顔で戻って来た助っ人に、ベンチも一緒にトレードマークのハートポーズを見せて笑顔、笑顔だった。

 外国人では異例となる秋季キャンプに参加したウォーカーは、第1クール最終日となった11月4日の夜、原監督から「(秋まで)よく頑張った」と宮崎市内の焼き肉店に招待された。せせりがお気に入りだったという。

 キャンプでは精力的に動いていた助っ人は「バッティングの感触は良かった」と手応えを口にしていた。10月の秋季練習から振り込んだ成果が、今年ラストゲームで出た。

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