巨人・鍬原 侍ジャパンとの強化試合で9回に登板も塩見、村上に1イニング2発被弾

[ 2022年11月6日 19:22 ]

侍ジャパンシリーズ2022   巨人4―8日本代表 ( 2022年11月6日    東京D )

<巨・侍>巨人8番手の鍬原 (撮影・光山 貴大) 
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 巨人の5年目右腕、鍬原拓也投手(26)が本拠・東京ドームで行われた野球日本代表「侍ジャパン」との強化試合に8番手として登板。ヤクルトの塩見泰隆外野手(29)と村上宗隆内野手(22)に2本塁打を許すなど1回2安打2失点と精彩を欠いた。

 4―6で迎えた9回に登板。だが、先頭の塩見に1ボールからの2球目、内角高め直球を左中間スタンドへ運ばれ1号ソロとされると、2死後には村上にもカウント1―1からの3球目、低めのボール球スプリットを左中間スタンドに叩き込まれた。

 巨人投手陣は4―2とリードして迎えた8回に6番手の育成右腕・京本が1死から牧(DeNA)に四球を与えた後で村上に同点の2号2ランを被弾。ここで7番手として育成右腕・堀岡が登板したが、山田(ヤクルト)に2者連続アーチとなる勝ち越し&決勝の1号ソロを浴びていた。村上は鍬原からの一発が2打席連発。ヤクルト勢に終盤の8、9回だけで4発を浴びる結果となった。

 巨人の原辰徳監督(64)は終盤の失点について「まぁ育成の選手は、2倍、3倍、10倍ぐらいになって、今日の経験値を彼らの力にしてもらえればいいし、それがチームにとって大きなことですから。まぁそういうふうにしてもらいたいなと思いますね。むしろ、よみうりランドで(練習している)実績を残している投手がね、何をよみうりランドで練習しているのかな、と。コーチは何を指導しているのかな、というね。あえてその投手の名前は言いませんけども、まぁそういうふうに感じました」と厳しいコメントを残した。

 2017年ドラフト1位入団の鍬原は今季のレギュラーシーズンでリリーフとして49試合に登板。3勝2敗13ホールド、防御率5・16という成績だった。

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