初選出の塩見泰隆　侍J初安打が初アーチ　大活躍した日本シリーズで敗退もヤクルト勢が意地見せた！

侍ジャパンシリーズ2022   日本代表8―4巨人 （ 2022年11月6日    東京D ）

＜巨・侍＞9回、ソロを放つ塩見（撮影・木村　揚輔）
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　野球日本代表「侍ジャパン」に初選出されたヤクルトの塩見泰隆外野手（29）が巨人との強化試合（東京D）で貴重な追加点となる初アーチを放った。

　所属チームと同じ「1番・中堅」で先発出場。6―4で迎えた9回、先頭打者として入った第5打席でこの回から登板した相手8番手右腕・鍬原が1ボールから投じた2球目の内角高め直球を左中間スタンドへ放り込んだ。

　侍ジャパンが日本ハムと対戦した前日5日は出番なし。初出場初先発となったこの日は初回の第1打席で相手先発左腕・井上の外角高め直球に見逃し三振を喫した。3回の第2打席でも井上の高め直球に空振り三振。マウンドが3番手右腕・直江に代わった6回の第3打席では三邪飛、5番手右腕・菊地との対戦となった7回の第4打席は三ゴロに打ち取られていたが、侍ジャパン5打席目にして出た待望の初安打がいきなり初アーチという最高の結果となった。しかも8回には村上が同点の2号2ラン、山田が勝ち越し＆決勝の1号ソロ、9回には塩見に続いて村上が2打席連発となる3号ソロと終盤の8、9回だけでヤクルト勢3人が4本塁打という思い出に残るおまけつきだった。

　2年連続同じ顔合わせとなったオリックスとの日本シリーズでは打率・357（28打数10安打）、1本塁打、1打点と活躍。だが、チームは2勝1分けから4連敗を喫して球団初となる2年連続日本一を逃していた。