【甲子園】日大三の主将・寒川 悔し逆転負けにも「やりきった気持ち」「チーム一丸で戦えた」

[ 2022年8月9日 13:42 ]

第104回全国高校野球選手権 1回戦   日大三2―4聖光学院 ( 2022年8月9日    甲子園 )

<聖光学院・日大三>試合に敗れ、肩を落とす日大三ナイン (撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ

 4年ぶり18回目出場の日大三(西東京)は、3年ぶり17回目出場の聖光学院(福島)に2-4で敗れた。

 日大三は初回に4番・浅倉の中越え適時二塁打で先制。4回にも1点を加えた。しかし、5回に逆転を許す。その後、6回に2死二塁、7回にも1死一、三塁の好機を作ったが、あと1本を欠いた。投手陣は先発・松藤が6回を3失点の粘投。7回以降は佐藤、安田のリレーで聖光学院を1点に抑えたが、惜しくも初戦敗退となった。

 小倉監督は「聖光さんは投手の継投がうまかった。いいチームですね」と第一声。ともに継投での戦いとなったが、「うちは一、三塁で点が取れなかった。そこで0点だったのが監督としてダメだった。向こうは2死から走者が出て2ラン。その差が出てしまった」と振り返り、「選手たちには笑っていこうと伝えていて、失敗はなかった。点を取らせてやれなかった」と悔しがった。

 主将の寒川は「甲子園に来たのでやりきった気持ちが大きいです。主将で仲間に支えられて3年間やって、感極まった感じです」と汗を拭い、「この夏はチーム一丸となって戦えた」と晴れ晴れとした表情で語った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月9日のニュース