【甲子園】三重 横浜に惜敗 2年連続初戦突破ならず エース上山力投、主将に代打投入で勝負も

[ 2022年8月9日 09:49 ]

第104回全国高校野球選手権  1回戦   三重2-4横浜 ( 2022年8月9日    甲子園 )

<横浜・三重> 先発する三重・上山 (撮影・亀井 直樹)
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 三重は横浜に2-4で敗れ、2年連続初戦突破はならなかった。

 先発の右腕・上山は踏み込んでくる横浜の打者に対しても臆さずに内角攻め。最速144キロをマークする強気の投球で横浜・杉山と壮絶な投げ合いを展開した。しかし、2回は四球で走者を許して適時打を浴び先制点を献上。8回にも四死球からピンチを広げ、2点の追加点を許して降板し、2番手・谷にリレーした。それでも交代でマウンドを降りる際は、場内から力投を称えて大きな拍手が起きた。

 打線は2点を追う6回、先頭の端無(はなし)が左前打で出塁。1番・輪野が犠打を決めて1死二塁とすると、ベンチは2番で主将の宇佐美に代打・伊藤を送る勝負に出た。伊藤は空振り三振に倒れたものの、3番・岡田が中前打で1点を返した。9回には高山の左越え適時二塁打で1点を加えたが、及ばなかった。

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2022年8月9日のニュース