阪神・ケラー「守護神・岩崎の守護神」になる!!岩崎休ませながら助っ人右腕がセーブ王アシスト

[ 2022年8月9日 05:15 ]

7日の広島戦で来日初セーブを挙げたケラー(右)
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 猛虎に「守護神の守護神」が誕生した。登板過多だった岩崎に代わり、7日広島戦の9回はケラーが登板。来日初セーブを挙げた助っ人右腕について、金村投手コーチは今後も同様の起用法を続ける考えを明かした。

 「(岩崎)優のコンディションを見ながらになると思うが、ケラーに助けてもらうこともあるし、そのへんはコンディションを見ながら」

 守護神が岩崎であることに変わりはないが、奇跡の逆転Vには蓄積疲労が見えない敵となる。6日の広島戦は被安打4に拙守も重なり、4点を失いサヨナラ負け。実際、前日5日までの7日間で、5試合に登板していた。同コーチは自戒を込めて、プランを練る。

 「昨日(7日)、今日(8日)と休めば大丈夫かなという感じだったけど、うまくいかなかった。こっちから“きょう休め”と言ってあげないといけない部分もある。最後、間違いなくハードな40試合になるので、うまいことマネジメントしてやっていけたら」

 岩崎は目下、25セーブを挙げており、ヤクルト・マクガフを2差で追う。金村投手コーチは「なかなかタイトルを獲れるものではないし、獲らせてあげたい気持ちもある」と親心をのぞかせた。目下、12試合連続無安打無失点のケラーが控えれば適度な休養も可能。タイトル獲得にも心強い存在となる。(阪井 日向)

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2022年8月9日のニュース